2021-04

僕達の世界線は永遠に変わらない

僕達の世界線は永遠に変わらない [烏合の衆]

 屋根の上でうつ伏せの状態で双眼鏡を覗き込み、遠方を飛び回るカラス軍の様子を探っている柴門に、家屋の外に出た匡が下の庭から声をかける。「柴門さーん!お疲れ様です!あの~、飛鳥井さんが作戦会議をするからシェルターに来て欲しいってことなんですけ...
僕達の世界線は永遠に変わらない

僕達の世界線は永遠に変わらない [甘噛みと本気噛み]

「...んじゃまぁ、三人とも俺につかまって」 額に自らの血をタラタラと垂らし、微妙にブスッとしながら三人を促して、八神、匡、結月がそれぞれ黙ったまま飛鳥井に触れる。「シェルターに行ったら葵さんに回復してもらおう...せーい」「ヴン!」 やる...
僕達の世界線は永遠に変わらない

僕達の世界線は永遠に変わらない [ラッキ~♪]

 凄惨な光景を三人と一匹が見たいた頃。 もう一人の男も、三人を探す足を止め、家屋の屋根上からその光景を眺めていた。「これは八神さん達の戦闘後だな...相当な数の敵とやりあったようでけど大丈夫かなっと!?」 辺りを見渡す飛鳥井の目に三人と一匹...
僕達の世界線は永遠に変わらない

僕達の世界線は永遠に変わらない [猫パンチ]

「おい、こいつ猫なのに表情がデレデレのデレデレだぞ」 チャラがどんな顔をしてあんなセリフを言ったのか気になったのか、匡がわざわざチャラの顔を確認できる位置に移動して茶化した。「ンニャーッ!」「ドン!」「ごふっ!?」 人間の言葉を理解できる上...
僕達の世界線は永遠に変わらない

僕達の世界線は永遠に変わらない [三人と一匹]

「でも飛鳥井君の方は大丈夫なの?ほら、能力の使いすぎで倒れちゃうとか」 ナインスセンスという能力は無限に使用でない事は各自が経験済みである。だからこそ瞬間移動の多用を危惧する葵は心配して訊いた。「大丈夫大丈夫!俺の能力は覚醒したあと毎日頻繁...
僕達の世界線は永遠に変わらない

僕達の世界線は永遠に変わらない [それぞれの行動]

 飛鳥井らがついさっきまで存在していた地点を中心に、1000羽前後集結している化け物カラスの大群へ向かってカラス王が指示を出す。「我が僕達よ!この周辺に人間数人が身を隠している。手分けして探し出し、見つけ次第八つ裂きにするのだ!」「カァーッ...
僕達の世界線は永遠に変わらない

僕達の世界線は永遠に変わらない [王の風格]

「カッカッカッ。人間如きの攻撃など効くわけが無いだろう。貴様の能力は気になるが、まぁいい、どの道死ぬのだ。何も問題はあるまい」 カラスの王という狭義の王ではあるが、その実力と相まって、有り余るほど王者の風格を備えたカラハグ。「あ、悪いねぇカ...
僕達の世界線は永遠に変わらない

僕達の世界線は永遠に変わらない [美琴の窮地]

 だが残念なことに、ガラスの破片による目隠しの効果が予想より短かったため、美琴が別の家屋に隠れようとするところをカラハグに目撃されてしまう。 家屋に走って入ろうとする美琴の正面へ、カラハグが翼を広げ一っ飛びして立ちはだかった。「カッカッカッ...
僕達の世界線は永遠に変わらない

僕達の世界線は永遠に変わらない [アドリブの作戦]

 驚くことにそれだけでは無く、カラハグの首が時計回りに動き出す。 度重なる能力の使用から、美琴の力が弱まっているのも一つの要因だったかも知れない。 顔を後ろへ向け美琴を確認したカラハドがクチバシを開く。「人間の女。どうやら貴様から死にたいら...
僕達の世界線は永遠に変わらない

僕達の世界線は永遠に変わらない [無様な姿]

 などと至極不愉快なことを言われて心中穏やかでない柴門が、服についた汚れを払いながら熱り立つ。「カラスがアホなことほざいてんじゃねぇ。勝手に俺らの命を弄ぶような真似をさせるかってーーーのっ!」 言い終わると同時にジャンプしてカラハグの顔面を...