2021-03

僕達の世界線は永遠に変わらない

僕達の世界線は永遠に変わらない [離脱!]

 巨大な二つの光球が地上から上空の化け物カラスの群れへと放たれ猛スピード直進する!「ドッ!ドッ!ヴァヴォン!ヴァヴォン!」「ギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャッ! 化け物カラスの群れへ到達した二つの光球が大爆発を起こし、美琴がサイコキ...
僕達の世界線は永遠に変わらない

僕達の世界線は永遠に変わらない [クロウインパクト!?]

「行くぜ!先手必勝!流星ボム!!」「ヒュッ!ヒュッ!ヒュッ!」 柴門がサバンナモニター戦と同じく、いつの間にか出現させた光球の流星群を放つ! 普通に流星を観察してみれば大抵、右上から左下へ流れるらしいが、柴門の繰り出す20以上の光球は真上の...
僕達の世界線は永遠に変わらない

僕達の世界線は永遠に変わらない [不気味なカラハグ]

 柴門らの三人が化け物カラス達の鳴き声を聴き、ほぼ同時に上空を見上げ、人型の何者かにも直ぐに気付く。「なんだ?真ん中の奴。こっちを睨んでやがる...」 不気味な人型の何者かと目が合い柴門が呟いた。「葵さん、ロケット花火」「だね。了解」 美琴...
僕達の世界線は永遠に変わらない

僕達の世界線は永遠に変わらない [何者]

「ヒーリングS!」 葵が掌を仰向けで眠る美琴の身体にかざし、お馴染みの治癒能力で気絶から回復させる。「ん...」 再び美琴が気絶から目覚め葵と柴門の顔に焦点を合わせた。「おっ!永い眠りから姫様のお目覚めだ」「葵さん、柴門さん...ここは?」...
夢中の少女

夢中の少女 [第一章 最終話]

 いきなりの大声に母と僕が同時に自己防衛反応を起こし身体をビクッとさせる。 雪の降り積もる静まり返った状況で、視覚に入っていない人の声が唐突に響けば誰だって驚く筈だ... 母が声に気を取られ、トイレの窓を開けっ放しにして後ろを振り返り玄関へ...
僕達の世界線は永遠に変わらない

僕達の世界線は永遠に変わらない [やべぇな。]

隣地にある二階建ての家の屋根に紫門が着地して、自ら起こした爆煙の舞う地点を眺める。 曇り空のなか、やや強めの風が吹き始め、モクモクと上がる爆煙が横へ流され徐々に灰色が薄まって行く...「げっ!?やっべぇ...こりゃやり過ぎちまったかもなぁ。...
僕達の世界線は永遠に変わらない

僕達の世界線は永遠に変わらない [粉々に!]

 二つの金色の光球が高速で空中を飛ぶ! このまま行けば光球はサバンナモニターに直撃するだろうが!「バウッ!バウッ!」「カッ!カッ!ヴォン!ヴォン!」 合わせるようにしてサバンナモニターが赤い光球を口から二発吐き出し、空中でぶつかり合い起爆し...
僕達の世界線は永遠に変わらない

僕達の世界線は永遠に変わらない [ファイナルラウンド]

「いでで、けっ、俺のヘビーボムと互角かよ。意外に強ええじゃねぇかあのトカゲ」 爆風で庭の塀まで吹き飛ばされた柴門がサバンナモニターの強さを認めた。 実際このオオトカゲの戦闘力が相当なものであることは間違いないだろう。ともすれば化け物カラス1...
僕達の世界線は永遠に変わらない

僕達の世界線は永遠に変わらない [能力の熟練]

「ったく!こんな時に...至近距離でやば過ぎるが仕方ねぇ...ライトボムッ!」「キィーン!ボボン!」「ギャッ!?」 口に当てていた柴門の両手が光って爆発を起こし、堪らず悲鳴を上げたサバンナモニターが後ろに飛び退いた。「いってーーーっ!!」 ...
僕達の世界線は永遠に変わらない

僕達の世界線は永遠に変わらない [車ゲット!?] [サバンナモニター]

「おっ!やったぜ~!車ゲーーーット!おい、二人とも来てみろよ。良い車が見つかったぞ」 半開きになった車庫の中を覗いて直ぐに柴門が喜びの声を上げ葵と美琴の二人を呼ぶ。「本当に!?動く車なの?」 葵が半信半疑で歩いて近づき、美琴は興味無さ気な表...