究極の魔女はダンジョン系セラピスト

究極の魔女はダンジョン系セラピスト

究極の魔女はダンジョン系セラピスト「第一章 最終話」

 皮の鎧が魔法の光に包まれ身体にフィットするまで縮まった。 初めて魔法を見たカミュが驚きの表情を浮かべている。「これでOKでしょ。お代は1,000ギラにまけておくわ」「本当にそれだけで良いんですか?ありがとうございますマリムさん!」 防具屋...
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究極の魔女はダンジョン系セラピスト「魔女の魔法」

 生まれ育った村キャメルで助けてくれたエヴェルは、両腕に剣を持ちモンスターと闘っていた事を思い出す。 エヴェルのような勇者を目指すなら形から入ろうとカミュは決めた。 剣を探して店内を見渡すと、鉄の剣が目に留まったが値札に10万ギラと書いてあ...
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究極の魔女はダンジョン系セラピスト「カミュの買い物」

 カミュはマリムから10万ギラを受け取り、レコと一緒に家を出て買い物に出掛けた。 レコは人間の姿になりカミュと並んで大通りを歩く。「最初はボクが良く利用する店を紹介するよ。マリムの行きつけの店の服は高級で手が出ないからね」「僕は服にこだわり...
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究極の魔女はダンジョン系セラピスト「朝食の準備」

 食事が終わりカミュが後片付けまで済ますと、マリムが二階の部屋へ案内する。「ここを使っていいわ。あ、因みに二階の他の部屋は出入り禁止だから」「出入り禁止ですね。了解です!」 ランプに火を灯して部屋を眺めると、ベッドと箪笥が一つずつ置いてある...
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究極の魔女はダンジョン系セラピスト「五大英雄」

「ふぅん、あいつの言いそうな事ね...」「そんなエヴェルさんの姿に心打たれて、人助けの出来る勇者に絶対なろうと決めたんです」「なるほどね...でも、君はご両親が亡くなってからどうやって暮らして来たの?」「僕には両親の他には身寄りがなかったの...
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究極の魔女はダンジョン系セラピスト 5~8話

[マリムの出迎え]「......................」  マリムの姿を見たカミュは暫く言葉が出て来なかった。 相談に行った時のマリムの言動の印象からして、彼女がこの場に居ることが信じられなかったからである。「君!人がわざわざ出向...
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究極の魔女はダンジョン系セラピスト 2~4話

[ギルド「エスカイア」] マリムの家はレンガ造りの2階建てになっており、セラピストの仕事には1階の部屋を使っている。 1階には仕事部屋とは別にキッチンとバスルームがり、2階は寝室の他に3部屋あるが一部屋は物置になっていた。 そんなちょっと古...
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究極の魔女はダンジョン系セラピスト「魔女と少年と黒猫」

「32階層にメタル系のチュアプって云う体のプヨプヨしたモンスターが居るわ。そいつを倒しまくってレベルを上げれば暫く冒険が楽になるわよ」「ありがとうございます!メタル系のチュアプですね。早速明日にでもパーティメンバーと狩りまくってみます!」 ...