世界樹とハネモノ少女

世界樹とハネモノ少女  「酒場バッガロ」

  シャナンとの会合が終わり、ワッドが狩人達に魔物対峙への参加希望者を募る。 狩人は勇気のある者が多く、ワッドとセトを含めた10人が夕方には集まった。 夜の内にシャナンの部隊と親睦を深める目的も兼ねて、明日の掃討作戦の打ち合わせを酒場で飲み...
覚醒屋の源九郎

覚醒屋の源九郎     79~83話

神通力「寝ているお前を止めるために何人かの者で数十回に渡って魔法攻撃を繰り返した。その内数発が命中してようやく貴様は目を覚ましたのさ。そのあと勘違いした貴様は更に暴れ回ってくれたがな!」 カルンの口調は今にも飛びかかりそうなほど荒々しくなっ...
天才にして天災の僕は時に旅人

天才にして天災の僕は時に旅人「大嶽丸(おおたけまる)」

「...ご、ごふ、御婦人、聞こえるかい?」 母の脳内に若い男の声が響き答える。「...聞こえるわ。あなたは誰?」「大嶽丸だよ。妖精の一種さ」 ここで言っても意味は無いが敢えて言わせて貰う。母よ騙されるな!大嶽丸(おおたけまる)は有名な日本の...
天才にして天災の僕は時に旅人

天才にして天災の僕は時に旅人「どこでもドア」

 プロローグで語った時を少しだけ遡る。 僕はマンションの一室で、ある機器の研究開発に没頭していた。 そのある機器とはドラえもんで言うところの「どこでもドア」である。 プロローグでも述べたが10歳で研究を始め、思春期の青春を全て投げ出し、かれ...
世界樹とハネモノ少女

世界樹とハネモノ少女  「掃討作戦」

 シャナンが続けて話す。「私達はエリガ山を通って来ましたが、道中で10匹の魔物と遭遇して戦い仕留めました」 ペタリドの人々が魔物の数を聞いてやはり驚く。「そ、その魔物はどのような姿を?」 周りと同様に驚いていたマイセンが質問した。「イヴァイ...
覚醒屋の源九郎

覚醒屋の源九郎     74~78話

旅路 源九郎が聞仲と死闘を繰り広げていた頃、太公望と孫悟空は二人仲良くサラマンダー達の棲むサラマンド王国城の牢獄に閉じ込められていた。「如何のう、こんな処で時間を潰している暇はないのじゃがのう」 太公望は牢獄の地べたに寝転び肩肘をつきながら...
天才にして天災の僕は時に旅人

天才にして天災の僕は時に旅人「プロローグ」

 僕の名は柱間麒喜(はしらまきき)。 両性を連想させる名だが、僕と言っいる時点で男を想像して欲しい。 現在の年齢は17歳で私立高校の2年生だったりする。 「だったりする」の部分には説明が必要だが面倒臭いので今回は端折る。 自己紹介を続けるが...
世界樹とハネモノ少女

世界樹とハネモノ少女  「剣星七葉 透眼のシャナン」

 マイセンは善は急げとばかりに緊急会議が終了して直ぐ、アディア城への使いを手配した。 他の町では遠方に移動する手段として、ローグ(馬系の動物)に乗るのだが、ペタリドにローグは一頭も存在しない。 ペタリドではラゼムと同種で一回りほど大きバセマ...
覚醒屋の源九郎

覚醒屋の源九郎     71~73話

全力「ライトニング!」 聞仲に向かって光の球を放つが当然の様に金鞭に叩かれ閃光炸裂。「スモークミスト!」 続けて煙の霧で標的の周囲を包み見込む。 目眩しのニ段構えだ。 俺は飛躍的に向上した跳躍力で空中に高くジャンプする。「アイスアロー乱れ撃...
世界樹とハネモノ少女

世界樹とハネモノ少女  「マイセン町長」

 ペタリドの中央に位置する町の集会所には、町長のマイセンを中心として、役人や商人、医者や狩人などの代表者が集まり緊急会議が開かれていた。 無論、リゲール事件の真相を確かめ、対応策を話し合うための会議である。 早朝からダリガ山へ入った捜索隊も...