沖田総司の忘れ形見は最高の恋がしたい!

沖田総司の忘れ形見は最高の恋がしたい!

沖田総司の忘れ形見は最高の恋がしたい! [恋の病]

あれ!?胸がドキドキしてくる... と言うかわたしは一体どうしてしまったのだろう? 人のことを想い浮かべるだけでこんなに胸がドキドキするなんて...ま、ま、まさか...これが恋というものなの? 自慢ではないけれど、この歳になるまでわたしは恋...
沖田総司の忘れ形見は最高の恋がしたい!

沖田総司の忘れ形見は最高の恋がしたい! [初めての嫉妬]

「奏さんとの試合で己の未熟さを知る事が出来ました。いつの日か貴方を超えらる剣士を目指し日々鍛えますよ」「うむ、良い心がけだ。ところで、意気揚々と司との試合を望んで乗り込んできた筈だがもういいのか?」 ま~た余計なことを...「ん~、奏さんと...
沖田総司の忘れ形見は最高の恋がしたい!

沖田総司の忘れ形見は最高の恋がしたい! [一緒に笑う]

「あの人には参った。今の実力では全然勝てる気がしない。貴方の師匠は化物みたいな強さだね」「フフフ、剣の腕だけは日本一ですから」「え~っと、司さん…と呼ばせてもらって良いかな?」 冷泉が和らいだ表情のまま訊いてきた。 い、いきなり下の名前です...
沖田総司の忘れ形見は最高の恋がしたい!

沖田総司の忘れ形見は最高の恋がしたい! 27~28話

[天之川流] 道場中央には師匠と冷泉の二人が対面状に正座をして、わたしが来るのを待っていた。「来たな司。立会いをよろしく頼むぞ」「はい!任せてください!」 二人が竹刀を手に取り対面したまま立ったあいだの中央付近にわたしが移動する。「試合を始...
沖田総司の忘れ形見は最高の恋がしたい!

沖田総司の忘れ形見は最高の恋がしたい! 25~26話

[冷泉樹(れいせんいつき)] その依頼主から人力車に乗せて行くように言われたのが鮫島家の営む呉服屋。 呉服屋に依頼主様を降ろし、待っているあいだに店の手伝いに現れたのが、鮫島家のお嬢様である江さんだったのだそう。 嘘のような話だけれど、先に...
沖田総司の忘れ形見は最高の恋がしたい!

沖田総司の忘れ形見は最高の恋がしたい! 23~24話

[謝罪される] 視線を気にせず壊した机の代わりを教室に置き、わたし達の席を見てお弁当が残っていることに気付く。 時間がないので大急ぎで食べ終わると、宝城さんと花山さんが恐る恐る近寄って来た。 少し震えた声で宝城さんがわたしに話しかける。「ち...
沖田総司の忘れ形見は最高の恋がしたい!

沖田総司の忘れ形見は最高の恋がしたい! 21~22話

[手刀炸裂!] 「剣士たる者、時には剣が無くとも戦えるよう鍛錬を積まねばならぬ」。師匠がそう言って15歳のわたしに[空手]の技でよく知られる手刀を教えた。 正直、手刀の鍛錬は嫌いだった。最初の頃は瓦や木板を試し割する際に、鍛えられていない手...
沖田総司の忘れ形見は最高の恋がしたい!

沖田総司の忘れ形見は最高の恋がしたい! 19~20話

[宝城薫(ほうじょうかおる)] 翌日の朝、いつものように真琴さんに起こしてもらい朝食を摂って人力車の方へ向かう途中、汗を掻きながら木刀で素振りをする師匠を見かける。 あんなに強いのに日々の鍛錬を怠らないものだな...「おはようございます師匠...
沖田総司の忘れ形見は最高の恋がしたい!

沖田総司の忘れ形見は最高の恋がしたい! 17~18話

[お見合い話] 師匠が食卓に居るだけで加賀美家食卓の会話が自然と増える。これはきっと話しかけ易い人柄が影響しているのだろう... 会話をしてみないと人のことはよく分からないと云うけれど、師匠は正に典型的なそのタイプだった。  普段は仏頂面を...
沖田総司の忘れ形見は最高の恋がしたい!

沖田総司の忘れ形見は最高の恋がしたい! 16話

いつもお風呂に入るタイミングは剣の鍛錬で汗を掻いた直後になる。 身体の汚れを洗い流したあと、湯船に浸かって一日の疲れを癒やす。 癖になってしまったのか、わたしは湯船に浸かっている時に独り言を呟くことが多い。「まさか、師匠が三ヶ月やそこらで帰...