僕達の世界線は永遠に変わらない

僕達の世界線は永遠に変わらない

僕たちの世界線は永遠に変わらない [人間狩りをする人間]

「匡、結月ちゃんと俺の自己紹介は端折るぞ」「あっ、はい。結月のことは昔から知ってるし、飛鳥井さんとも昼間に話しを聞いて理解してるつもりなので大丈夫です」「オーケー。では、君にチームへ加入してもらうために詳しく説明させてもらうとしよう」 飛鳥...
僕達の世界線は永遠に変わらない

僕たちの世界線は永遠に変わらない [プロフィール]

一通りの説明を終え、葵さんが運んででくれた二本目のペットボトルに口をつける。「匡は海外へは行かずにずっと自宅の地下で治療をしてたって訳ね」 少し怒り気味に結月がそう言った。「嘘をついしまった事は謝るよ。本当にごめん...でも両親と話し合った...
僕達の世界線は永遠に変わらない

僕達の世界線は永遠に変わらない [まともな食事]

シェルター内には我が家の地下室と同じく巨大な蓄電池があり、エアコンが稼働していて適度にひんやりとしている。 因みにここの蓄電池は、人力や風力で起こした電気も蓄積できるそうで、そのための設備も整っているらしい。   葵さんがライスの盛られた最...
僕達の世界線は永遠に変わらない

僕達の世界線は永遠に変わらない [シェルター内の実情]

結月との再会の余韻に浸ることはなく、僕も手伝い四人で夕食の準備に取り掛かった。 葵さんによる指示の元、食器棚から皿やフォークにスプーンなどを七人分取り出し、茶色の木製長テーブルに並べて行く。 シェルター内って食器がこんなにあるもんだな......
僕達の世界線は永遠に変わらない

僕達の世界線は永遠に変わらない [再会]

「結月ちゃん、ビッグゲストを連れて来たよ~」 飛鳥井さんが声をかけると、まな板の上で何かを切っていた結月の手が止まり、こちらをゆっくり振り向いた。 振り向き様に飛鳥井さんへ向いていた結月の目線が直ぐに僕へ移り目が合うと、元気なさげな顔から驚...
僕達の世界線は永遠に変わらない

僕たちの世界線は永遠に変わらない [新田葵(にったあおい)]

 品川家の豪邸の門は電動式になっていて、通常ならスイッチ一つで「ゴゴゴ」と音を立てて両端に動き開くのだが、今は電気が通っておらず、飛鳥井さんが手を当て力づくで門を動かした。 門をくぐると両サイドには芝生や小さな池まである庭が広がり、正面に見...
僕達の世界線は永遠に変わらない

僕達の世界線は永遠に変わらない [感情の起伏]

幼馴染みの結月とは、幼稚園から小学二年生くらいまでは毎日のように遊んだものだった。  その仲良く遊んでいた時期に、子供の足では決して近くはないこの結月の家へと、何度も足を運んだ記憶が残っていたのである。 「飛鳥井さん、ひょっとしてチームのメ...
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僕達の世界線は永遠に変わらない [見覚えのある風景]

「俺は今日、この住宅街に残っている人間が居ないものかと探索していたんだ。その途中で化け物カラスの群れが一カ所に集まっているのを見つけてね。そこへ瞬間移動して群れの中心に目を向けると、若い男女の二人が手足をカラス達に食いちぎられている最中だっ...
僕達の世界線は永遠に変わらない

僕達の世界線は永遠に変わらない [疎らな覚醒]

「その話、もし良ければ詳しく教えてもらえませんか?」 飛鳥井さんの表情が曇っているのは分かっていたが、興味の方が勝りきいてしまった。「話すのは構わないけどグロいよ」「グ、グロいところは飛鳥井さんの匙加減で調節してもらえると助かります」「まあ...
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僕達の世界線は永遠に変わらない [拠点になるアジト]

「すみません、お願いします」 何も知らない僕のために長々と説明してくれたのに、なかなか決められなくて申し訳なく想う...「チームの目的はズバリ!全生命体が共存できる世界の構築!…と高い目的を掲げてはいるが、現状は徒党を組んで何とか生き延びよ...