流川 おるたな

世界樹とハネモノ少女

世界樹とハネモノ少女  「危機」

 バロックが指揮するパーティは、5匹のイヴァイを見事に片付けた。 魔物との初戦を無傷で勝利した狩人の4人は、自己の恐怖心との闘いにも打ち勝って動けた事もあり喜びも一入である。「紙一重とはいえ俺達もやれば出来るものだなぁアル」「そうですねワッ...
覚醒屋の源九郎

覚醒屋の源九郎     94~第一部最終話

決着「やべえ!スピードが付きすぎて止まれねーーーっ!」 「キラーン!」勢いの止まらない悟空はそのまま進行方向の山の方まで飛んで行ってしまった。「ヴァガガガオオオーーーッ!!!」 ヴァルカンが断末魔の叫び声を上げ前のめりにゆっくり倒れ込む。「...
天才にして天災の僕は時に旅人

天才にして天災の僕は時に旅人「確定する」

 彼女の見た目は茶髪で肩くらいまでの長さ、色白の肌で目は大きくクリンとしいて小顔である。 身長は160cmくらいだろうか。 服装は白のブラウスに薄いピンク色のカーディガン、ベージュ色のスカートを履いていた。 SNSで送られた事前情報によると...
世界樹とハネモノ少女

世界樹とハネモノ少女  「初戦」

 休憩を終えたパーティが山の奥へと進行する。 暫くして狩人達が異変に気付いた。 いつの間にか鳥や動物の鳴き声が聴こえなくなったのだ。 各パーティが警戒を強める。 更に300mほど進んだ時。「ピーーーッ!ピーーーッ!ピーーーッ!」 右端のパー...
覚醒屋の源九郎

覚醒屋の源九郎     89~93話

六災竜ヴァルカン「すまんすまん、やり過ぎた。そう怒るなって」「そりゃ怒るじゃろ!交渉も何もあったもんじゃないわい!」 もはや謁見の間は大地震でもあったあとのような散々な有様となっていた。 そんな状況の中、部屋の扉を荒々しく開けてカルンが王の...
天才にして天災の僕は時に旅人

天才にして天災の僕は時に旅人「瀬々良木乙葉(せせらぎおとは)」

 コミックをプレゼントして貰った日から小学校を卒業するまで、「どこでもドア開発計画」に日々時間を費やして取り組んでいたのだが、残念な事にIQ300以上を誇る頭脳を持ってしても殆ど成果が上がらなかった。 それはさておき、ついでなので中学時代の...
世界樹とハネモノ少女

世界樹とハネモノ少女  「作戦開始」

 日もペタリドの町と近隣の山は快晴に見舞われた。 セトは掃討作戦に参加する準備を済ませ、家を出発するところである。「ミア、お母さんの言う事をちゃんと聞くんだぞ」「お母さんの言う事はいつもちゃんと聞いてるもん!ねぇお母さん」 少しだけ怒ったよ...
覚醒屋の源九郎

覚醒屋の源九郎     84~88話

アザーム王国 ジオンが言うにはダークエルフの国は、ゲートのある場所から数百キロ離れているらしく、暗くなってしまう前に途中で手頃な場所を見つけ、一行は一晩の休息を共に過ご過ごす事にした。 例の古い話の負い目を感じていたのか悟空は、自ら食糧を調...
天才にして天災の僕は時に旅人

天才にして天災の僕は時に旅人「誕生日プレゼント」

 そんな小学生らしからぬ小学生を続けていたら、気付けば10歳の誕生日を迎えていた。 父と母が「誕生日プレゼントは何が良い?」と毎年訊いてくれるのだけれど、僕は「ありがとう、でも気持ちだけで十分だよ」と毎年返す。全くもって子供気ない。 日頃か...
天才にして天災の僕は時に旅人

天才にして天災の僕は時に旅人「成長する」

 僕は父と母の愛に育まれ、それはもうスクスクと成長していった。 と言っても身体的な成長がスクスクとしていた訳では無く、行く行くはIQ300以上になる天才的な頭脳の話だが。 生後3ヶ月が経過して首が据わる頃には、パパ、ママと言葉を発して両親を...