僕達の世界線は永遠に変わらない

僕達の世界線は永遠に変わらない

僕達の世界線は永遠に変わらない [弱点]

「ヴン!」 十数羽の化け物カラスをいとも簡単に一羽残らず討ち取った飛鳥井が、二人と一匹の元へ怪我もなく無事に帰還した。 疲れた様子を微塵も見せず笑みを浮かべて二人に話しかける。「待たせたねぇ、二人とも。残党の掃討は完了だ。いやぁ、能力を使っ...
僕達の世界線は永遠に変わらない

僕達の世界線は永遠に変わらない [環境適応能力]

 匡が大勢の化け物カラスの群れを「真空崩壊拡散砲」を撃ち葬ったあとの空を見上げると、幸運にも難を逃れた十数羽の者が集まり飛鳥井らの様子を窺いながら旋回している。「飛鳥井さん。残ってるあのカラス達はどうします?」 飛鳥井が腰に付けた革製のナイ...
僕達の世界線は永遠に変わらない

僕達の世界線は永遠に変わらない [真空崩壊拡散砲]

「匡、君を瞬間移動で敵の真正面に運ぶ。移動した瞬間に君の能力で敵を一斉消滅するんだ。良いね?」 飛鳥井が指示を出して匡の背後に回り両手で腰を掴む。「了解!いつでも構いませんよ」「よし。さん...にぃ...いち...行くよ!」「ヴン!」 事前...
僕達の世界線は永遠に変わらない

僕達の世界線は永遠に変わらない [飛鳥井の意図]

「ま、まぁ良いだろう。この辺で許しといてやるよ」 飛鳥井が余りにも真面目に謝るので、ちょっと言い過ぎた感があったのか、チャラは猫なのに気恥ずかしそうにしていた。「許してくれるか!?そっかそっか、ありがとうチャラ♪んじゃ、残りの化け物カラスは...
僕達の世界線は永遠に変わらない

僕達の世界線は永遠に変わらない [電光石火!]

「二人ともっ!俺につかまれ!」 猛スピードで向かって来るリーベをやっと目視した飛鳥井が咄嗟に二人へ呼び掛け、匡が右肩、結月が左腕をサッと掴む。「ヴン!」 体勢を低くし身構えるチャラを残して、三人が瞬間移動でその場から消えた。「雷鳴!神ちぎり...
僕達の世界線は永遠に変わらない

僕達の世界線は永遠に変わらない [グラマラス]

 八神達が北から西へ向かった頃より少し時は戻る。 アジトから東へ向かった飛鳥井達は、カラス軍幹部四人衆唯一のメスというか女性というか、とにかもかくにも頭はカラスそのものだが、身体は人間のグラマラスな女性という表現がしっくりなリーベ率いる20...
僕達の世界線は永遠に変わらない

僕達の世界線は永遠に変わらない [撃破!]

 正確には美琴とのサイコキネシスとボマー能力のコンボによって、かなりのダメージを負ったキガイの目に映るは爆煙のみ。 その爆炎の先から柴門の声が届く。「てめぇが敵じゃなけりゃ俺は結構気に入ってたかもしれねぇな。だが現実にはてめぇが敵であること...
僕達の世界線は永遠に変わらない

僕達の世界線は永遠に変わらない [ラストターン]

「...ほう。予想外にやってくれるじゃないか」 怪訝な雰囲気はまだ少々あるものの、キガイに対し「吹き飛ばし」の能力を使えると信じ込ませることに成功したようである。「馬鹿カラス!てめぇと遊んでやるのもそろそろ終わりにするぜ!次でラストターンだ...
僕達の世界線は永遠に変わらない

僕達の世界線は永遠に変わらない [能力の味]

 カラスの割に真っ直ぐな性格?のキガイが柴門に言われた通り、自身の周りをキョロキョロと見渡す。「なっ!?オレ様の羽根が綺麗に消えている。いったい何処へ行ったのだ!?」 半径50mほどに広がり舞っていた千を超える黒羽根が、僅かの間になんと一つ...
僕達の世界線は永遠に変わらない

僕達の世界線は永遠に変わらない [卑怯者]

「...息はしてんな。安心したぜ」 八神の呼吸する音を聴き、柴門が胸を撫で下ろす。 鉄の盾は八神が気絶した時点で消えたが、それをものともせず拳を振り抜いたキガイの身体能力はやはりずば抜けていた。「邪魔者は居なくなった。ここからはサシの勝負に...