刀姫in 世直し道中ひざくりげ 仙女覚醒編

刀姫in 世直し道中ひざくりげ 仙女覚醒編

刀姫in 世直し道中ひざくりげ 仙女覚醒編 ノ14~16 「幸せな家族」「嵐」「尊い命」 

「...わたくしは「お雛(おすう)と申します。大切な家族についてお伝えたいことがあり、あなた方の前に姿を現しました...聞いておくんなまし...」 お雛は二人に対して名を名乗り、あまり喋る印象の無い幽霊ではあったものの、否、長々と語る幽霊な...
刀姫in 世直し道中ひざくりげ 仙女覚醒編

刀姫in 世直し道中ひざくりげ 仙女覚醒編 ノ11~13

 九兵衛の倒れるすぐ横には古びた囲炉裏があり、くべられた残り僅かな巻にお銀が火球を投げつける。「ボウッ!」 薪が音を立てて一気に燃え上がり、部屋の中に暖かな光が立ち込めた。 しかしたったこれだけの薪ではあっという間に燃え尽きてしまう。 仙花...
刀姫in 世直し道中ひざくりげ 仙女覚醒編

刀姫in 世直し道中ひざくりげ 仙女覚醒編 ノ8~10

これはもちろんお銀一人の力ではなく、上級怪異である妖狐の妖力が加わって初めて成せる業であった。 地割れが完全に埋め尽くされ、海岸沿いの道が以前の平坦だった姿を取り戻した。 と同時に全てのチャクラを使い果たしたお銀が地に膝をつく。「ふぅぅ.....
刀姫in 世直し道中ひざくりげ 仙女覚醒編

刀姫in 世直し道中ひざくりげ 仙女覚醒編 ノ5~7

 くだらぬ押し問答をするくらいならと、仙花は雲峡から視線を外してお銀の方を向く。「お銀、無理を承知で頼むのじゃけれど、其方の忍術を使いこの地割れを修復出来んもんかのう?」「ほほほ、手前に不可能はございませぬ。と、申し上げたいところではありま...
刀姫in 世直し道中ひざくりげ 仙女覚醒編

刀姫in 世直し道中ひざくりげ 仙女覚醒編 ノ2~4

「なぬっ!?」 女の物言いと内容に仙花は驚かずには居られなかった。 何故なら人の名に「ちゃん」付けするのを聞くのは初めてであったし、「仙人予備軍」という言葉を使うからには、少なくとも仙花の情報を得ていなければならないからである。 そしてさら...
刀姫in 世直し道中ひざくりげ 仙女覚醒編

刀姫in 世直し道中ひざくりげ 仙女覚醒編 ノ1 天から降る物は

時は、どちらかと云えば中期に近い江戸時代前期後半。 主役は天下の水戸黄門として名を馳せた徳川(水戸)光圀の娘である徳川(水戸)仙花。 彼女は百鬼夜行の目撃された薩摩の地を目指し、光圀の呼び寄せた未だ謎の怪異を身体に秘める四人の従者と共に旅立...