僕達の世界線は永遠に変わらない

僕達の世界線は永遠に変わらない

僕達の世界線は永遠に変わらない 9~10話

[ちょっとしたサバイバル] 二階建ての我が家にある親父の書斎は一階東側に位置する。「親父~!母さ~ん!居るなら返事をしてくれ!」 書斎を出て居るか分からない両親に呼び掛けるが返事は帰って来ない。 それから一階と二階の全ての部屋も隈なく探した...
僕達の世界線は永遠に変わらない

僕達の世界線は永遠に変わらない 7~8話

[審判の時] 浴槽に浸かる前のように右手でポッドの液体に触れて温度を確かめる。「ぬぉっ!?つ、冷た過ぎるんですけどーっ!」「ああ、半年ぶりで忘れてよ。このサウナスーツで身体を温めてから入るんだった。すまんすまん」 親父~!なんか緊張感に欠け...
僕達の世界線は永遠に変わらない

僕達の世界線は永遠に変わらない 5~6話

[告白]「…………が…す…」「ん!?ガス?声が小さくて聴き取れないんだけど」「……………」「お~い、何にも聴こえないぞ」「あなたのことが好きだって言ってるのよーーーっ!」「おわっ!?」 僕は電話越しの大声に驚きスマホを落としてしまう。 でも...
僕達の世界線は永遠に変わらない

僕達の世界線は永遠に変わらない 3~4話

[コールドスリープ] 一人息子としてどうしても病気について知りたくて母に訊く。「ねえ、母さんの末期癌の治療っていつの話しなの?僕は全然しらなかったんだけど」「半年ほど前に父さんに治療してもらったのよ。あなたは受験を控えていたから余計な心配を...
僕達の世界線は永遠に変わらない

僕達の世界線は永遠に変わらない [人体万能治療ポッド]

 親父は立場を利用して僕の退院手続きを早々と済ませ、その日の午後に僕は退院して家に帰った。 翌朝、三人で顔を突き合わせての朝食中に親父が僕に話し掛ける。「匡、病気の治療について説明したいんだが、今から話をしても良いか?」 自分自身の事とは言...
僕達の世界線は永遠に変わらない

僕達の世界線は永遠に変わらない [豹変する世界]

時は西暦2031年の夏。 僕は見るも無残な姿で倒れかけた東京スカイツリーの上に立ち、かつて日本の首都だった東京の荒れ果てた街を眺めている。 今や日本政府は崩壊し日本、いや、世界中が危機的状況の渦中にあった。 一年ほど前の人類は、2020年に...